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大分に見る身の丈経営とは

デポルティーボ・ラ・コルーニャの決断(WEB版numberより)

欧州にはそれこそチームが無数に存在するが、そのすべてのチームがチャンピオン
ズリーグ優勝を狙っているわけではない。国内リーグ優勝を狙っているわけではない。CL制覇を現実的な目標に掲げられるチームは、せいぜい10チーム。「夢」であるチームでさえ100もないはずだ。長年の戦いを通して、多くの人は自らのサイズを体得しているからだ。

の文で始まるスペインのこのチームの英断。以下、欧州チャンピオンズリーグから自ら手を引いたチームの紹介です。

 デポルティーボ・ラ・コルーニャがCLの舞台から姿を消して5シーズンが経つ。'90年代後半からじわじわと力を付け、'03-'04シーズンには、ついに「欧州ベスト4」まで上り詰めた。かなり惜しい欧州4位だった。このときに補強をしていればチャンピオンも夢ではなかったのだそうだ。しかし会長は補強に関してイエスとは言わなかった。そのことがチャンピオンを目指す路線からの撤退を意味していた。

 本拠地ラ・コルーニャの人口は25万。マーケットとしては小規模な町である。無謀とも思える補強を選択しなかったことはチーム存続を敏感に察知したからではないだろうか。
 ラ・コルーニャの市民に話を聞けば、このチーム方針に納得している人7割。納得できない人3割とのこと。
よく知るベテラン記者は「仕方がない」と力なく笑った。「いい夢を見させてもらった」。
これが、多くの市民に共通する声だった。

 デポルが台頭した背景には、高いスカウティング能力があった。
ベベート、マウロ・シウバ、リバウド。人口25万の地方都市のクラブに彼らがいたことが、今となっては信じられない。かつては、小さなクラブでも努力次第ではなんとかなる社会が、CLを取り巻く世界にも確実に存在した。小クラブがビッグクラブを倒す番狂わせも多々発生した。
 しかし、デポルがCLから身を引いたシーズンと時を重ねるように、番狂わせは激減していった。デポルのような小回りが利くスカウティングが、ビッグクラブでも可能になったからだそうだ。
 レンドイロ会長の選択は、ビッグクラブが順当に勝つ現在のCLを見ていると正しいように見える。

以下、Jリーグの現状、欧州と違いJリーグではまだ小が大を制することがあるが、そうは言っても大分がなぜこのようになったのかが書かれています。

最後に

 自らのサイズに相応しい適正な順位とは。それより現状は上なのか下なのか。
費用対効果は、Jリーグを眺めるもうひとつの視点だと僕は思う。

と結んでいます。

さて、我らがエスパルス、まだ未経験のACLに一度はチャレンジして、それから判断しても遅くないと思います。

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