今年のGWのエスパルスは○○○でしたが、
審判運は●○●だったのではないでしょうか。
さて、そのGWの3試合目、ユアスタで担当主審だった佐藤隆治さんを調べてみました。
■経歴
出身は愛知県、昨年までの主審歴 J1 83試合 J2 46試合
2007年 J1を初担当
2009年 国際主審登録 同年よりプロフェッショナルレフェリー
2010年 イングランドとの審判交流で東城氏とともにイングランドに派遣。
余談ですがこの時イングランドから日本(日本平)にきたのがあのスチュアート・アトウェル氏です。
昨年はアウスタには来ていません。
ざっと調べただけですが、氏の来場は2009年の大宮戦まで遡ることになるかと。
■主な担当試合
2008年J1第7節アルビレックス新潟vs京都サンガ
この試合は語り草になっている試合で記憶にある方も多いのではなでしょうか。
京都のMFシジクレイ、MFアタリバ、DF増嶋の3人が退場処分となり、フィールドプレヤーが最終的には7人となる異常事態となります。加えて加藤監督も退席処分となっています。数的不利となった京都は、結局、0対1で敗戦しました。
加藤監督コメント(上野コーチが代読)
「選手達はフェアに戦いました。人数が減らないようにするためには、手錠を掛けてプレーするようにとしか言いようがありません。選手達は人数が減っても最後まで全力でフェアに戦いました。選手達は新潟の選手を傷つけようとしたわけではありません。例えば、増嶋の退場のシーンでは正当にチャージしたと思います。シジクレイの場合でも、矢野選手との競り合いの中でブロックした腕を故意に乱暴に振り回したと判断されたのだと思います。それをしっかりと見分けて欲しい」
この時のジャッジを教訓に氏の技量はアップしたのではないかと思われ、特に
翌年の東京ヴェルディvs清水エスパルス戦のヴェルディのフッキのゴール判定では副審オフサイドを巡る判定で信念を貫いています。
佐藤隆治主審 - 貫いた自分の判断
2011年J1 第20節 浦和レッズ vs ヴィッセル神戸
試合終了間際のヴィッセル田中英雄(ヒデ)に対するマルシオリシャルデスのタックルをPKと判定。これが決勝点となりますが、マルシオはボールにいっておりヒデには触れていません。
■仙台戦はどうであったか
私はほとんどこの試合は見ていません。キャラが退場したシーンのみダイジェストで見ましたが。
ただ終盤のベガルタの猛攻の際によくPKが出なかったと安堵しているとともに、佐藤さんもそのあたりは冷静にジャッジしていたのではないでしょうか。もっとも両チームにイーブンに吹いていたのかは定かではありませんが。
人間ですのでミスはつきものです。問題はミスをした後の対応、そのカバーであり再発防止。今後の佐藤さんのレフェリングに注目です。
(追記) 現地での観戦者によると雷、あられに関して事前に試合を中断したジャッジに関しては賞賛に値するとの評価です。
■今季の審判
佐藤さんもそうですが、国際主審の西村さん、吉田さんは個人的には出来はイマイチの感がします。言い方が抽象的ですが、
笛を指揮棒ならぬ武器にしてしまっている かと。
むしろ昨年まで評価の高くなかった今村さんや高山さんは向上しているのではないでしょうか。もっともエスパルスが勝った試合ということもあるのでしょうが。
プレーも応援もレフェリングもフェアプレー・プリーズ!
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