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オフサイドについて考える

最近に始まったことではないのですが、「自分がルールの番人」かのようにジャッジに関して審判へのブーイングやヤジ、罵声をよく耳にします。かくいう私もそういう時があり反省しています。

審判の方々も生身の人間、毎試合そのような状況下にあれば精神的にもきついのではないかと思います。そんな審判のジャッジに関する誤解をとければと、特に観客の方々の誤解の多いオフサイドについて今回取り上げてみました。
今更、とお思いの方が多いとは思いますが

国際サッカー連盟(FIFA)から2013年6月付回状1362号をもって2013/14年の競技規則改正について通達されましたが、それに関する日本サッカー協会の解説を参考にしています。

【ケース1】

Case1

攻撃①がオフサイドポジションにいる攻撃②にパスを出そうとした

その前にいた守備①がクリア

そのボールがオウンゴール。

この場合はオフサイドではありません。




【ケース2】

Case11

ケース1と同様
攻撃①がオフサイドポジションにいる攻撃②にパスを出そうとした

攻撃②と守備①が競るも守備①がクリアしたボールがオウンゴール

この場合はオフサイド
:明らかに相手競技者の視線を遮る、またはボールへ向う相手競技者にチャレンジすることによって、相手競技者がボールをプレーするまたはプレーする可能性を妨げる。

【ケース3、4】

Case2

まずは【ケース3】
攻撃①が前方へパスを出すも守備①が意図的にクリア

そのボールがオフサイドポジションの攻撃②に渡る

この場合オフサイドではありません
:相手競技者が意図的にプレーした(意図的なセーブは除く)ボールを、既にオフサイドポジションにいる競技者が受けたとしても、その位置にいることによって利益を得たとは判断しない。

【ケース4】
攻撃①が前方へパスを出すも守備①にあたって攻撃②にボールが渡る

この場合はオフサイド
ゴールポストやクロスバー、または相手競技者からはね返った、またはそれらに当たって方向が変わってきたボールを、既にオフサイドポジションにいる競技者がプレーすること。

ケース3と4の違い
 守備①がクリアするプレーだったのか、それともクリアの意識はなく当たってしまったのか、でオフサイドの判定が違ってきます。

このように、オフサイドポジションにいるからといって一概にオフサイドになるとは限りません。

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コメント

以前のルールでも 単純なオフサイド判定の誤審がけっこう有りました、条件が絡みしかも瞬時で判定しなければならない審判も大変ですね、どちらかと言うと ゛S゛系でないと勤まらないのでしょうか。

投稿: run | 2013年10月11日 (金) 11時59分

サンダです。オフサイドはほんと難しいですね。プロフェッショナルな方がやっても単純なミスをする。選手と一緒?では困りますが,選手,見ているものが不快にならないように仕事をしてほしい。選手はそれで生活がかかっているのですから。プロに徹してほしい。これからも審判ネタ楽しみにしています!

投稿: サンダ | 2013年10月12日 (土) 10時17分

>runさん

 昨日の天皇杯はレフェリングはなかなかよく、観客が少なかったこともあり不要なヤジもなく気持ちいい試合でした。
 お客さんも毎試合このようだといろいろと気持ちいいんですけれども


>サンダさん

 オフサイドなかなか難しいですよね。私も今回初めて知ったことばかりで。意図的か、そうでないのか、なんていうのは一瞬の判断でできるものなのか、と感心してしまいます。
 今後ともよろしくお願いします。

投稿: さかた | 2013年10月15日 (火) 06時33分

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