いやはや書こう書こうと思っていながら新しい週になってしまい最終戦から早や1週間以上が過ぎてしまいました。
さて、最終戦の松尾主審編です。
最近は審判ネタを取り上げることが多くなり、その影響もあり特にホームゲームではどうしても審判を応援する気持ちで観戦することが多くなりました。
サポーターとして試合にのぞむ姿勢はいかがなものか?と言われそうなのですが。
もちろんエスパルスを応援しているのですが、
よく言われるサポーターが期待する試合結果
①エスパルス勝利
②エスパルスのよい試合内容
の項目に
③審判のよい出来
が付加されるようになりました。
もしかすると気持ちは②と③が逆転しているかもしれません。
「審判を応援する」というのはどういうことなのでしょうか。
抽象的ですが、
うまく試合をコントロールしてくれ
ということです。
その証は選手や監督、そして観客からのクレームの少なさに表れると思います。
コントロールできていればこれらの方々のクレームは少なくなります。
ですから私は試合中は観客席の審判への声を気にしながら観戦するようになってしまいました
耳はダンボにしなくてもヤジが勝手に聞こえてきますが。
この日の主審の松尾さんですが、
今季のエスパルス戦はこの日も含めてリーグ戦3試合を担当。
ホーム新潟、アウェー横浜を含め担当した試合は3戦全敗でした。
相性が悪いように思えますが昨年、一昨年と担当した試合ではエスパルスが勝った試合もありますので一概に相性が悪いとは思えません。
ただ、この日観戦した多くのサポーターの試合後の印象はよくないようでした。
数日前のブログにも書きましたが、ゴトビ監督もいい印象をお持ちではありませんでした。
では、何がそんなにも印象を悪くしてしまったのでしょうか。
この日の松尾さんの試合の入りは大変よかったと思います。
特に選手とのコミュニケーションは試合全体を通してよくとっていたと思います。
それをよく表していた場面がキックオフ直後の大前選手のファールの時です。
「シャツを引っ張ったからファールだよ」
とボディランゲージで示して大前選手の理解を得ていました。
このシーンをはじめ下の写真のように積極的に選手とコンタクトも取っていました。
コミュニケーションや姿勢はよく出来ていたのにもかかわらず
なぜ選手、観客との不協和音が次第に大きくなってきたのでしょうか?
それはジャッジの基本でもあるファールの基準に対して不満があったのではないでしょうか。
清水に吹いて、柏に吹かない
先ほどのプレーに吹いて、今のプレーには吹かない
そして
清水にカードを出して、柏に出さない
等が
「見ているとぶれていた=公平性に欠けていた」
ように見えたのではないでしょうか。
そのあたりは場合によってはジェスチャー等で選手に示していたようにも見えたのですが、基準のぶれはジェスチャーやコミュニケーションだけでは補正できません。
厳しくも甘くも基準を一定にすることで不満の声は減るのではないでしょうか。
松尾主審のこの日のレフェリングを総括すると
①コミュニケーションは大変よくできていた
②ジャッジの基準がぶれていた
ただ基準に関しては決して良い出来であった、とは思ってはいませんが、みなさんの感想ほど基準がひどくぶれていたとは思いませんでした。
残念ながら録画をしていないのでチェックはできないのですが。
ところで、この日のジャッジの中で一大イベントであったラドンチッチ選手へのレッド(2枚目のイエロー)ですが、ゴトビ監督が言っていた1枚目のイエローの場面は残念ながら忘却の彼方で、どのようなプレーでイエローが出たのかは思い出せません。ただ、2枚目のイエローの前にバックスタンド側でイエローが出てもおかしくはないプレーがありました。つまりラドンチッチ選手はイエローを1枚サービスしてもらっていたので少なくとも合わせ技以上に2枚目は致し方なかったのかと思います。
まずはご本人と1枚。
そしてこの日の第4の審判を含む審判団と1枚。
どうもありがとうございました。
ピッチチェック中。
ウォーミングアップ中。
防寒対策バッチリ。
リスペクト・キッズからのボールを受け取る審判団。
いざ出陣!
試合開始直後の村松選手とのコミュニケーション。
ラドンチッチ選手への1枚目イエロー掲示時。
ベンチは遠藤通訳をはじめ猛抗議の様相。
ラドンさんが倒されましたがイエローは出なかった場面。
真偽の程は不明ですが、ベンチ、観客の多くが公平性に疑問を抱いた場面でした。
倒された大前選手を立ち上がらせる松尾主審。
このように選手とのコンタクトを絶えずとりコミュニケーションに気をつけているようでした。
試合を止める松尾さん。
離れそうで離れない二人?
ラドンチッチ選手はかなりナーバスになっていました。
ハーフタイム突入時の俊幸選手。
ラドンチッチ選手はかなりイライラ感があるようでした。
そしてベンチから出てきた直後のこの日のゲームキャプテンのキャラが松尾さんに何やら?
FK前のコミュニケーション。
ラドンチッチ選手にイエローが出てもおかしくなかったプレーの直後です
壁の中で両チームの接触を避けるため選手の谷間に埋もれて注意をしましていました
松尾さんを始め審判団の方々お疲れ様でした。
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