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ICの輪

突然ですがICと聞くと「集積回路」のことを想像される方が多いかと思いますがcoldsweats01

日付が変わったので昨日になりますが
カナダからヤコヴィッチが記者会見にのぞみ
ケルンからノヴァコヴィッチの加入が発表になりました。

そのような中でラドンチッチがどうなるのか気になるところです。

ということでエスパルス庶民的にはチッチ、ヴィッチという言葉をよく耳にする今日この頃です。
スラブ系民族の姓の語尾につく 「ッチ」、これを英語表記にするとIC(スラブ語だと)となります。

Map

昨年の大宮戦後にも紹介しましたが、こちら旧ユーゴスラビアの地図です。
三選手全て旧ユーゴの国の出身です。


そこで「ッチ」が気になるので少し調べてみました。

スラブ系諸民族のうち、セルビア人に代表される南スラブ(ユーゴスラビア)の人々はこの「~イッチ -ich」という形の名前をそのまま姓としている人が多数です。「ストイコビッチ」とか、地学の教科書に必ず登場する「モホロビチッチ」が代表です。
 第2次大戦までのユーゴスラビア、元々はセルビアの王様の家系は「オブレノビッチ家」と「カラジョルジェビッチ家」でした(「カラ~」という姓にはオスマン帝国、つまりトルコ語の影響が見受けられます)。
ただ、ハプスブルク帝国(オーストリア)、つまりドイツ語圏に含まれたクロアチアやスロベニアではこの語尾を持たない姓も一般的です。

南スラブ
 セルビア人、クロアチア人、スロヴェニア人、マケドニア人、ツルナゴーラ(モンテネグロ)人、ブルガリア人

 とはいえ南スラブ地域は、家族の名(=ノヴァコビッチ、ヤコビッチ、ラドンチッチなど)は(ほぼ、男性に限定された)祖先のファースト・ネーム、綽名、職業に基づいて、大部分造られるようです。
 家族の名(ファミリー・ネーム)は、ほぼ80%のケースで、ファースト・ネームまたは職業[名]、または、これら二つの何らかの組み合わせ[名]の所有属格(生格)に、接尾辞 -ic を加えて造られます。
 別の資料では 「指小辞-ič を付けることが多い」 と書かれています。

※指小辞は、主に名詞や形容詞につき、「小さい」「少し」といった意味を表す接辞である。
 接尾辞が多いが、日本語の「小(こ)」のような接頭辞もある。愛情、愛着、親近感(愛称)、または逆に軽蔑などを示す場合もある。指小辞は縮小語尾、縮小辞 (しゅくしょうじ)ともいう。


 このことを幾つかの実例で示してみましょう:

  ■kovac(職業-意味は、[鍛冶屋])
   Kovac の所有属格は、Kovacev で、接尾辞 -ic を加えると、Kovacevicになります。

  ■Adem
   Adem の所有属格は、Ademov で、接尾辞 -ic を加えると、Ademov が Ademovic になります。

って、よくわからないので、こちらの表を見つけてきました。

名前(姓) ~の 息子 ※Stojkoは
stati(=立つ、止まる)の
命令形stojから来た名前
長寿を祈る気持ちが
込められている
Stojko※ ov ic Stojkovic
Mihajlo ov ic Mihajlovic
Kovac ev ic Kovacevic

参考:「エクスプレス セルビア語・クロアチア語」、「世界人名ものがたり」、「ユーゴスラビアの民話Ⅱ」、「誇り」

わかったふりをしますが、
ノヴァコビッチさんの場合はお父さんの名前がノヴァコさん、
ヤコヴィッチさんの場合はお父さんの名前がヤッ(Jak)さん
だったのかと推測されます。
もしくはお父さんの祖先にその名前の方がいたかと。

ところでヤコヴィッチさんは名前のデヤンがセルビア語でデッキーなのでデッキーと呼んでください、と言っていますがスペルはどうなんでしょうか?
どなたか教えて下さいcoldsweats01

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エスパルス」カテゴリの記事

コメント

今回のブログにはビックリしました。こういう方面にも造詣が深い方だったんですね。JALのキャビンアテンダントや各チームのチアを追っかけてるだけかと思っていました。((笑))

投稿: たーきー | 2014年1月17日 (金) 10時18分

>たーきーさん

 この記事は仮の姿です。
 本性は「ERO-PULSE」ですcoldsweats01

投稿: さかた | 2014年1月18日 (土) 07時09分

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