FC東京戦観戦記(今村主審編)
昨年は愛鷹でのPSMでは主審をつとめましたが、日本平で笛を吹くことのなかった今村さん。
アイスタに名前を変えてからは初の日本平での主審でした。
待ちかまえて、
「いまむらさ~ん」
と声をかけると、こちらを指さして
「あ~っ!」
2季ぶりでしたが、覚えていてくれました。
いつも撮影にご協力いただきありがとうございます。
ピッチチェック中の今村さん。
カメラを向けると同行のピッチ管理責任者の佐野さんに茶化されてしまいました。
ウォーミングアップ中の4氏。
いよいよキックオフですが、この日は審判にとってコントロールするのが難しい試合だったかと思います。
■両チームのメンタルによるプレーの質
遺恨ではありませんが、プレーそのもの以外でメンタルが高ぶっている選手がピッチにいて、それを抑えるには相当のマネージメント能力を要すると思いました。
その選手のプレーが他の選手にも連鎖していたので、いかにこれを絶つのか、拡大を防止するのかがポイントだったのかと思います。
写真を整理して試合を振り返っても、倒れている選手、審判に言い寄る選手の写真の多いこと。
偉そうに言うと
「審判泣かせの試合」
だったのではないでしょうか。
結果論ですが前半は1枚もイエローは出なかったのですが、可能ならば早めのパブロンではありませんが、1枚出すことで少しでも落ち着かせられたかもしれません。ただ、アドレナリンの分泌が激しい人間をそれで抑えられたか否か。
試合開始早々からそう思った試合でした。
結論から言うと大荒れにはならなかったとう点で今村主審をはじめとする審判団は合格点だったと思います。
キックオフに向けて。
この後今村さんはボールに口づけをしたように見えたのですが、取り損ねました。
今季も審判のユニには東京エレクトロンのワッペンが付いているのですが、全面接着していないんですね。ピラピラしているので個人的には毎試合気になっています。
選手への「声かけ」は絶えず行っていました。
ジェスチャーも多種多様。
選手とのコミュニケーション。
長沢選手が倒された場面。
FC東京の選手が倒された場面。
この権田GK、試合が止まればたえず姿を現しました。
この後もたびたび登場しますが、試合をコントロールする意味でも遅延行為で1枚出してもよかったかもしれません(←この場面ではなく後半)。
FC東京の太田選手が倒れた場面。
倒れたのはプレー以外での不要な接触によるものでした。
プレー以外でのこのような場面が陰で多々あり審判泣かせの選手でした。
オフサイドからのプレー再開を促す今村さん。
後半開始。
この試合初のイエローカード。
PKのシーン。
結局ハンドで取ったのならば、非の打ち所のない反則でした。
執拗に抗議する気持ちもわからなくはないのですが。
PKシーンでFC東京の選手に指示する今村さん。
権田GKここまで出てきました。
出過ぎでしょ!
こんなところにまで。
副審も注意しているのですが、馬耳東風、何処吹く風、糠に釘。
試合終了。
プレー以外でも目を光らさなければならない試合だったかと思います。
既出ですがそのような中でレッドを出すことなく大荒れにしなかった審判団のマネージメントはよかったと思いました。
今村主審をはじめ審判団の方々お疲れ様でした。
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