レジリエンスについて考える
26日のエスパルスvsサンフレッチェの試合を見たサンフレッチェサポさんのブログを紹介します。
■オリジナル10の同志として ~清水戦レビュー~
ライフ イズ リスペクト from ビッグアーチ
エスパルスへのエールが鏤(ちりば)められています。
そして、氏がところどころで現状のエスパルスを鋭く指摘しています。
★ギシさんの素晴らしいクロスに直樹が飛び込み、2点目を獲得した瞬間。 清水ベンチは、シンと静まり返ってしまったのだそうです。
★その後の清水は、チーム全体が何となく空回りしてしまいました。 チャンス自体は作ったのですが、危険な香りは、正直言って、あまり感じませんでした。
★先に失点してしまってから、選手たちの動きが格段に落ちたように思います。
★2点差つけられたぐらいで、意気消沈してちゃダメでしょう! 踏ん張れ、エスパルス!
今季リーグ戦での逆転勝ちは開幕戦のみ、先取点を取られた試合の勝ちはなし の状況を象徴する試合だったわけですが、それを端的に表した広島サポさんのコメントです。
自分が軟弱で柔な精神の持ち主なのであまり精神論は好きではないのですが、でも、力が拮抗していれば最後に物を言うのはやはり
「気持ち」
だと思います。
日韓戦を見ればサッカーに限らず、多少力が劣っていても勝ってしまう韓国の力の源は「気持ち」ではないでしょうか。
そのように考えるとやはり思い浮かべるのはレジリエンスです。
レジリエンス(天皇杯コンサドーレ戦観戦記)
この時に取り上げたレジリエンスはまさにこの「気持ち」のことを指していたのですが、再度、レジリエンスをNHKのHPで紹介します。
それがこちら
折れない心”の育て方
~「レジリエンス」を知っていますか?~
「一般的に“心が強い”とイメージするのは、“鋼のような”、“跳ね返す”、“硬い”、“頑丈な”というイメージを持つが、レジリエンスというのは、楽観性のように自分のいる状況に対して前向きに、不安とかそういうものに打ち負けないでしなやかにこなしていく。
そういう心の持ちようがレジリエンスだということが、研究の中でだんだんと明らかにされてますね。」
ということはちょっと韓国の「気持ち」とは違うようですが。
この終盤戦にきてのレジリエンス育成の特効薬はなかなかないのでしょうが、だからこそ冗談ではなく
松岡修造さん
を呼んで心を鍛えてもらうくらいのことをしてもいいのではないのか
と真剣に思っています。レジリエンスとは違う気もしますが。
他喜力 を否定するつもりは毛頭ありませんが、今必要なのは反撃力、逆境を跳ね返す力だと思います。
言わずもがな、ですが。
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コメント
3年前のFC東京戦で0-4になったときに相手のゴール裏から頑張れ愛媛コールが聞こえて何とも言えない気持ちになったのを思い出しました…
投稿: ehime | 2014年10月28日 (火) 23時56分
ehimeさん、こんにちは。
たぶんその時のコールとは意味がずいぶんと違うと思います。
サンフレッチェのサポさんのコールは相手へのリスペクトがありますので。ですから我々はその気持ちを無にしてはならない、頑張らなければならないと思うのです。
投稿: さかた | 2014年10月29日 (水) 04時35分