サガン鳥栖戦観戦記(判定のGW)
NHKの「おはよう日本」の和久田 麻由子アナの田舎が静岡県だと今朝コメントしていて何か得をした気分の朝を迎えています。
さて、
誰も心配はしていなかったでしょうが、熱も下がり無事に日本平の坂を上り昨日はサガン鳥栖戦を観戦しました。ただ残念なことに女子アナの方々との触れあいは皆無でした。
今日から仕事なので先ほど深夜割りの高速で埼玉に戻ってきました。
高速を運転しながら、何を書こうか考えていたのですが、まあ、思うがまままに書かせてもらいます。
整理していませんので、各項については別立てするかもしれません。
■残念なこと
試合終了後の審判団へのブーイングは残念でした。
気持ちはわからなくもないのですが、○国と名乗るのならば、自分も含めルールに関してもう少しお勉強も必要なのではないのかと、ブーイングは自らに跳ね返ってくるものだと痛感しました。
■エスパルス
そして、エスパルスのリーグ戦10試合でのここまでの評価と今後の対策はどうなったのか気になるところです。
調べてはいませんが、10試合で勝利数が1というのは至近年で降格した札幌、大分、徳島に近い数字のようですので、マスコミさんも含めそこをどう評価するのか気になります。
■マスコミ他
気になるといえば、そのマスコミさんですが、前監督の時と違い、この静観、暖観(←造語)はいったいなんなのか、タブー的なことが背景にあるのかも気になるところです。
県内にいるとわからないのかもしれませんが、県外から、あるいは他チームから見ると奇異に映っているようです。
-------------------------------------------
さて、SNS等を見ているとあたかも飯田主審が誤審をし、この試合のジャッジ全体の評価までダメだしをしている方が多く、そして人間性にまで言及している激しい方まで出没している異様なネット上の騒ぎでした。
PKのシーンですが、
①鳥栖の選手のハンド時に飯田主審は笛を吹いている→正解
②従って笛が吹かれた瞬間プレーはオフ
③①の時点でPK→正解
④得点機会の阻止ではなく、ハンドによってむしろ得点機会の創出をしているのでイエローは妥当
ざっくりと、こういうことです。
つまり、誤審ではありません。
改善点があるとすれば、飯田主審の笛があまりにも早く吹きすぎた、すなわちハンドの瞬間に吹いたため、次のプレーを見ることはできなかった、ということです。
ジャッジについては問題はなく、レフェリングという観点ではもう少し笛を吹く間を置けばよより一層よかったのかも、と思います。
ただ、この日の飯田さんは全体を通して小気味よく俊敏に笛を吹いていたリズムでしたので難しかったのでしょうか。
さて、この日のSBSの解説の戸田さんも飯田主審のジャッジがミスのような発言をされたようですが(←また聞きなのですいません)、“誤ったブーイングの火”に油を注ぐことになったようです。発言力の大きさを考えると、もう少しルールについて勉強する必要があるのではないのかと自分への戒めも含め思いました。←事実誤認でした。戸田さんには深くお詫びいたします。申し訳ありませんでした。
私も数年前ならばブーイングした身だと思いますが、審判やレフェリングを見るにつれ、やはり誤った考えは治すべきだと今日に至っています。
昨日、このようにつぶやいている人もいましたので紹介します。
「なんで審判批判に違和感を感じるかというと、物凄く難しい仕事を国際大会でも認められる高いレベルの人達がやってるのに、代表にも選ばれなかったり海外から声の掛からない選手や監督とか、ルールも知らないマスコミやサポーターが、1つや2つのミスをとってレベルが低いって言ってるところかな。」
| 固定リンク
「エスパルス」カテゴリの記事
- J2再参入の要因を回収した の巻(2023.02.15)
- 広島遠征記(2022.09.10)
- 明日は国立ですが審判の方々へ、そしてセレッソ戦遠征記(2022.07.01)
- 勝てばいいというものではない(パぺパル心の叫び)(2022.06.19)
- ご無沙汰ですがガンバ大阪戦観戦記その1(2021.08.15)
コメント
さかたさん、おかげんよくなられたようで、よかったです!ハードスケジュールの上、暑かったり肌寒かったりのこの陽気です、どうかどうかくれぐれもご自愛くださいませ。
昨日のPKシーンはSBSで観ていましたが、その際の戸田さんの発言は珍しいなと思って聞いておりました。
ただ、主審の判定を批判するというよりも、“鳥栖の選手のハンド→清水のPK”という主審の判定に理解を示した上で、
・清水の得点が入っているのだから、そのままそれをいかすべきだ。
・もしも清水のシュートが外れていたら、PKにしたらよい。
ということを…いつも冷静な戸田さんにしては珍しく強い感じで(←私の勝手な印象)…おっしゃっていたのだと思います。
主審の判定を「誤審」だとはおっしゃっておらず、あくまでもハンド→PKは当然ではあるけれど、「いつでも四角四面?・通りいっぺん?の判定でなくてもよいと思う(状況を見た判定を)」という主旨のことをおっしゃっていたのだと、私は理解しています。
私の記憶や理解が足りず、間違っていましたら、申しわけありません。
ちなみにこの日の戸田さん、実況アナから、視聴者の方からの「戸田さんの解説が好きです」というコメントを紹介されて、「僕は、選手の一生懸命なプレーを、わかりやすく伝えようとしているだけです。」という旨のことをおっしゃっていました。このシーンがとても印象深かったです。
サポーターから審判の判定についていろいろな意見が出るのは仕方ないかもしれませんが、やはり、サッカー全体に流れるリスペクトの精神は忘れてはならないと思います。
勝手なことを長々と失礼いたしました。
投稿: 富士の麓のオレンジ夫婦(妻) | 2015年5月 7日 (木) 09時41分
さかたさん、病み上がりの中、昨日はお疲れ様でした。
PKの件、飯田さんが笛を吹いてた時点であうと・おぶ・プレイなので、その後のウタカのゴールインは認められず、PKが与えられた、というジャッジは正当、というのはご指摘の通りです。ただ、あの時飯田さんは「クロスを上げる大前」「自分がマークするウタカを離してクロスを阻止しに行った鳥栖のDF」「ゴール前に侵入するウタカと鳥栖のGKの位置関係」のすべてが見えるポジションにいました(昨日の飯田さんのポジショニングはすごく良かったですが、中でもこの時は絶妙でした)。それだけに、あそこはアドバンテージをとって流すべきだったと思います。もちろん、そうしなかったことは非難の対象にはなりません。
僕の疑問は、鳥栖のDFはクロスが入ればゴール前にフリーで飛び込んでいる(であろう)ウタカに決定的なボールになることを判った上で手を出して止めようとしている(ように見える)ので、やはり得点機会の阻止に該当するのでは、ということです。ラインの裏に抜け出した相手選手を追いかけてシュートを打つ前にファウルで倒すプレイは得点機会阻止に該当するので、マークする選手を離してクロスを上げるのを阻止できず、手で止めようとした行為もレッドカードに当たるように思うのですが、いかがでしょうか?
ゲーフラ製作と観戦に加えて、ブログの執筆は大変と思いますが、これからも楽しみにしています。またスタジアムでよろしくお願いします。
投稿: よしむら | 2015年5月 7日 (木) 12時58分
ハンドで笛を吹いたのは妥当ですし分かりますが、その処分がイエロー+PKというのがいけなかったと思います。
戸田さんが触れたように得点を認め、イエローまたはPK+レッドというのが落としどころとしては妥当だったと思われるだけに残念です。
これでPKが外れていたら反則をした方に有利になっていたわけであれくらいのブーイングではとても済まなかったでしょう。
現地、特にゴール裏からは細かいプレーまでは見えませんしリプレーもない。そして一度決まったゴールを取り消され(ゴールコールまでした後に)たわけでブーイングになるのは致し方ない面もあるかと思います。
開幕戦から審判関連ではいろいろあっただけに心情として信頼できにくいという要素もあったかもしれません。
投稿: | 2015年5月 7日 (木) 21時38分
さかたさんこんばんは。いつも楽しく拝見しております。
鳥栖戦お疲れさまでした。レフェリングについてはまだまだ勉強中で何のコメントも出来ませんが、何の根拠も示されない審判批判はあってはならないことだと思っています。
勝手ながら鳥栖戦のパペパルちゃんを撮影させていただきました。近くにおられたのがさかたさんだと確信があったのでお話ししたかったのですが、極度の人見知りなものでそのまま立ち去ってしまいました。
見て下さる方は少ないと思いますが私もブログを書いております。さかたさんのパペパルちゃん画像を掲載したい時には、都度ご許可いただくということでよろしいのでしょうか。先日縮小の方法を知ったばかりの初心者ですので、わからず質問にまいりました。
投稿: sakura | 2015年5月 7日 (木) 22時19分
>オレンジ夫婦(妻)さん
いつもスタジアムでブログでありがとうございます。
SBSでの戸田さんの解説につきましてもありがとうございます。自分の誤った認識を修正でき助かりました。
たしかにあの場面は場内の雰囲気を収めるにはそれがベストだったと思いますが、
ただ、あの笛を吹いてからの飯田さんの判断はベストであったようです。
師匠と仰ぐ
かつーさんのブログにそのあたりが詳細に述べられています。
あの場面で一番やってはいけないのは一番みなさんが望んでいる
「PKと吹いたけど、ゴールが決まったから得点を認める」
のだそうです。
今後ともよろしくお願い致します。
投稿: さかた | 2015年5月 8日 (金) 01時49分
>よしむらさん
コメントどうもありがとうございます。
どの主審もそうなのですが、特に飯田さんはアップ時から縦横無尽にポジショニングを考えながらアップされています。そういったことが実戦につながっているのかと思っています。
カードの件ですが、よしむらさんがおっしゃる通りDFに機会阻止の意図があると判断できればレッドですが、あの場面ではどうだったのか。
かつーさんのブログによると
・ボールをキープできる、またはコントロールできる可能性
・プレーの方向
・守備側競技者の位置と数
これらが競技規則的な「決定的な得点機会」の認定条件を満たしてないため、今回はイエローが妥当とのことです。
このあたり、勉強不足なので後日フォローできればと。
投稿: さかた | 2015年5月 8日 (金) 01時57分
>(このような表記で申し訳ありません→)名無し様
コメントありがとうございます。
おっしゃる通りに大前選手がPKを外した場合のことを考えると末恐ろしい状況になったことは推測されます。
とはいえ、この時やってはいけなかったのが、多数のご意見に見られる「PKと吹いたけど、ゴールが決まったから得点を認める」ということで、イルマトフの例(前述かつーさんのブログ「とりあえず」)に見られるものです。
そういう意味で、この日の飯田さん、この時の判断は素晴らしかったと思います。
賞賛に値すれど・・・・
まあ、あの場の雰囲気はどう転んでもそのようには見てくれませんが。
私がここで言いたかったのは、いただいたコメントの最後の段落の
「開幕戦から審判関連ではいろいろあっただけに心情として信頼できにくいという要素もあったかもしれません。」
ここが非常に気になっていて、いかにマスコミを含めたこの土壌を改善できないものかと細胞のごとく微力ですが書かせてもらいました。
このあたり、追記できれば、とは思っているのですが。
重ね重ねコメントありがとうございます、今後ともよろしくお願い致します。
投稿: さかた | 2015年5月 8日 (金) 02時04分
>sakuraさん
コメントありがとうございます。
「根拠の無い審判批判」これがあのブーイングのどれほどを占めていたのかわかならいのですが、審判サイドから見ると極端に言えば
「物言えぬ者へのいじめ」
にいつも感じてしまうのです。
けなされることはあれど、褒められることはない職業、で私のような柔なメンタルではとても務まらないと感じていますし、尊敬の念でいつも見ています。
誤審は誤審として認めなければ、あるいは反省しなければなりませんが、よい所も取り上げてもらいたい、と思っています。
パペパルの件はいつでもご自由に撮ってご自由にお使い下さい(都度申請は不要です)。パペパルもその方が喜びますし
投稿: さかた | 2015年5月 8日 (金) 02時11分