報道について考える(2)
中断期間も早いもので1週間経ちました。
残すは1週間。
その1週間後に迫ったベルマーレ戦ですがSBSが再び中継します。
昨年も話題となった新聞のテレビ欄の「縦読み」に期待しています。
さて、
昨日、とある業界紙にジャーナリストの中村政雄さん(元読売新聞)の時評が載っていました。
「世論は正義か」 というタイトルでした。
新国立競技場の建設は、世論の強い反対を受け、白紙でやり直しと決まった。
という書き出しですが、以下、興味深かったところを抜粋します。
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世論は情報の与えられ方によって、右にも左にも振れる。
情報の与え方次第で、世論調査に逆の結果が出た例がある。
2012年5月に実施した福井県の大飯原発再稼働に関して
朝日新聞の世論調査と、産経新聞、FNNが同じ日に実施した世論調査では逆の結果が出た。逆の結果が出たのはなぜか。時期は同じ。調査母体も同じだが、質問が違う。朝日はズバリ賛否を聞いたが、産経の質問には電力不足、安全が確認されたら という情報が付いていた。情報がいかに影響するかを示している。
作為があれば、情報提供次第で「世論」は操作できる。
世論は誰が作るか。「新聞が書く、民衆が踊る」では困る。
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私のような末端サポのエスパルスに関する情報源は新聞、ネット程度しかありませんので、どうしてもそれらを信じざるをえないので、いつも踊ってしまっています。
エスパルス関連に限ったことではないのですが。
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