北海道紀行(夕張編その2)
全国ニュースでは「大荒れの北日本」と報じていますが、私の廻りはいたって静かで、ただ雪が少し降っているだけです。
昨日の帰りもまたエゾシカが目の前を横断していきました。しかも親子で滑る路面を慎重に歩いているので絶好のシャッターチャンスだったのですが、カメラをカバンの奥底にしまっていたために撮影は断念。
今日はこれから日本最北端の宗谷岬を目指しますが、そのことを先輩に話すと
「岩尾内ダムに寄ってダムカードをもらってきてくれないか」
と命じられ、ルートを変更し、オホーツク海廻りで6時間のドライブとなりそうです。それにしてもこんな季節に北に向かうおバカさんはいないでしょうね。真冬のドライブなので無理はしません。
さて、先週の夕張紀行の続編です。
北海道の地名などはアイヌ語から付けられているところが多く、河川名も類に漏れず。北海道開発局がこのように川の名の解説を記載している看板を目にします。
夕張の市街地から外れ、旧大夕張炭鉱方面に向かうと、かつて賑わったであろう商店もこのように廃墟を化していました。
国道から外れて今年の春から正式に運用を開始した夕張シューパロダムを目指しました。
管理所に行ってダムカードを記念にもらおうと車を走らせていると、何だか動く物体が。
キタキツネでした。
車を止めて窓を開けて見ていると近づいてきました。
こいつ、かなり人から餌をもらっているんじゃないか?
と思わせる行動でした。
ネットで調べるとシューパロダムを訪れた人もこのキツネと遭遇しているようでしたので。
かわいいからといって餌をあげてはいけません。
女性には騙されやすい性格ですが、キツネには騙されません(キリッ
エスパルスが餌と思っていたのでしょうが、それはJ1の他のチームも思っていたことで(--;
目指すシューパロダムに着き、警備員さんと少々お話し。
警備員「どちらからお越しですか。」
さかた「岩見沢ですが、夕張廻りできました。勤務地が三笠方面なのでこれから山廻りで帰ります。」
警備員「雪大丈夫ですか?」
さかた「今日は気温が高いし、路面は大丈夫だと思いますよ。」
道民に道路事情を説明した静岡県民でした。
北海道は廃坑の歴史=廃墟の歴史であり
廃線の歴史でもあります。
かつて賑わったであろう駅前の建物も崩壊。
1000人以上の児童がいた小学校も中学校も、そして高校も廃校となり、その跡地もシューパロダムの湖に沈みました。
郷愁漂う北海道の旅です。
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- ご無沙汰からのリーグ戦再開(2022.06.18)
- 撮影会結果(2021.03.17)
- 馬追い(2021.01.21)
- 雑記(2021.01.14)
- 鶴の恩返し?(2021.01.12)
コメント