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勝負事について考える

よりによって私が戻るのにあわせて寒くなっている北海道です。

Tv0

昨夕のNHKローカルより。



Tv1

寒いので職場では暖房をつけていました。

柔な静岡県民は自室でも暖房をつけています。


Tv2

オホーツク方面がかなり低かったようです。




Tv3

週明けには平年並みになるようですが。




さて、本州との往来はくどいようですがJALを利用していますが、誤解があるようですが機内ではCAさんとはそれほどお話しはしていません(半分事実)。

ほぼCAさんと対座する席のために、目をあわせることのないよう本を読んでいるふりをしているのですが、以前にも紹介しましたが、現在は
伊坂幸太郎のエッセー集「3652」
を見ています。
その中に2010年4月のNumber PLUSに掲載された
武田幸三という格闘家の存在。
に考えさせられる内容がありました。

武田さんはキックボクサーで、本場のタイのムエタイの殿堂で外国人としては4人目のチャンピオンとなった日本人です。
その武田さんに一番うれしい時を聞いています。

試合の後に「今日の酒がうまい」とメールが来た時

だそうです。

最悪な時は、この逆で「今日の酒がまずい」と言われた時だそうです。

以下、伊坂氏の文ですが、

『一般的に、よく耳にする言葉が二つある。

-プロなんだから、結果を残さなきゃならない。勝てばいいんだよ。

-プロなんだから、お客さんを喜ばせなきゃ意味がない。

(略)

昔から、どちらが真実なのか判断がつかない。
もちろん、「おもしろい試合をして、なおかつ、勝利する」ことがベストなのは明らかだ。
問題は、その次だ。ベターなのはどちらだ。
「負けたとしても、面白い試合をする」ことなのか、それとも、
「つまらない試合をしても、勝つ」ことなのか。』

振り返ってみて、我がエスパルス。
風土としてベストを追い求めるのが強すぎるように思いました。

サッカーに詳しくない自分はJ1時代から求めていたのは
「つまらない試合をしても、勝つ」
でした。2部制となってからは毎年“優勝”よりも“残留”を祈っていましたから。

現在、求められているのはJ1昇格。
ベストな試合もいいのですが、ベターな試合が目標達成の為のベストな試合だと思いながら読んでいました。

明日はどんな内容でもいいので、勝ち点3をお願いします。

それが、おいしい酒を飲める結果だと思います。

私はドクターストップ中ですが。

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