ロアッソ熊本戦観戦記(審判編)
今週は晴天が続いていた北海道。
今まさに見頃の富良野のラベンダーを見に行きたいところですが、週末に四国や本州で遊ぶ為に職場に軟禁状態です。
そこで少しでも富良野を味わおうと、職場に咲いているラベンダーを鑑賞しています。
花に蝶。
そういえば先日のアイスタでは動く花に会うことができませんでした。
高校野球や選挙報道に摘み取られてしまったようです。
今日からまた気温が平年よりも下回る予報が出ていますが、既に夜風で喉をやられてしまいました。
このような絶好の観光日和なので、「わ」、「れ」ナンバーの車を多く見かけるようになりました。
そして、それらの車はかなりの確率でマナーがよろしくありません。
道内ではイエローやレッドカード対象の車が増えてきたわけです。
ということで、ロアッソ戦の審判編です。
ロアッソサポさんとお話しをしていると、周りの方が
「さかたさん、審判!」
と叫んでくれました。審判団が来たことに気がつかず、危うく撮り逃がすところでした。
周りの方々、どうもありがとうございました。
ということで、この日の主審、副審の方々です。
主審の大坪さんを挟んで右にメイン副審の福岡さん、左にバック副審の森川さんです。
大坪さんはJ1での主審歴はないのですが、どこかでお会いした記憶があるのですが思い出せません。四審の時にお会いしているのか、それともテニスの錦織選手に似ているからでしょうか。
さかた「今日は4人ではないのですね」
大坪「今日はバラバラでした」
こちらがこの日のメンバーリストです。
エスパルス戦初の大坪さんでしたが、レフェリングは良かったのではないでしょうか。
■ジャッジ
ロアッソさんから見ると
アンデルソン選手が倒れてPKではなく、テセ選手のはPK
が解さないという声が東サイドのサポーターから聞こえたのですが、アンデルソン選手のプレーはシミュレーションを取られてもおかしくない状況だったと思いました。
ただ、アンデルソン選手のプレーはゴリゴリと突進するエスパルス側から見ると嫌らしいプレーでした。そこをこの日の大坪さんはよく見ていたと思います。
■コミュニケーション
副審とのコミュニケーションも円滑だったと思いました。
無線システムを採用してから、主審・副審間で声による確認をするが為に判定に時間差があり、第三者から見るとそれが迷っていると混同される光景をよく目にしますが、この試合ではそのようなことはありませんでした。
無線活用時の主審・副審間での決め毎があると思いますので、この日の大坪さん達がどのような事を予め決めていたのか聞いてみたいところです。
コミュニケーションと言えば、ウォームアップ時に大坪さんはピッチを縦横無尽に走っていましたが、両チーム関係者と握手を交わしたのはアダウトコーチだけだったと思います。
両チームとも試合前の集中で余裕はないのでしょうけれども、もう少し挨拶をされてみてはいかがでしょうか。
ウォーミングアップ時の4氏。
下を向いているのが四審の國吉さんです。
大坪さん。
似ているように思うのは私だけでしょうか。
試合開始前の審判同士の挨拶。
ロアッソによるキックオフ。
ここで、REIさんから昨日、ルール改正があったことを知らなかったという書き込みがありましたので、転載で説明します。
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今年の3月に、ウェールズにて行われた国際サッカー評議会(IFAB)年次総会にて、2016-2017年競技規則の改正が決定されました。この新ルールの施行は6月1日からになりました。(リーグによっては次のシーズンからでもOK)
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その改正点の一つが
■キックオフは前に蹴らなくてよい
従来の記述:
ボールは、けられて前方に移動したときインプレーとなる
新ルール:
キックオフの際、ボールはどの方向に蹴っても良い
これまではセンターサークル内に2人以上が入り、前方に軽く蹴り出してインプレーとなるケースがほとんどでした。しかし、新ルールのもとではキックオフ時にバックパスをすることが可能になったため、1人だけがセンターサークルに入り、バックパスからインプレーとなるケースも見られるようになるかもしれません。
ということで、私は既に数回この光景は目にしました。
後半のエスパルスも金子選手一人がセンターサークルに立っていました。
この他の改正点は
■延長時の4人目の交代(試行)
■アディショナルタイムの理由 給水タイムも含む
■アドバンテージのジェスチャー
これまでは主審が両手で示していたが、片手でもよい
→ちなみに、この日の大坪主審は従来通り両手でした
他にも改正点はありますが、個人的に気になった改正点だけ取り上げました。
大坪主審再掲。
壁の位置を指示。
アンデルソン選手は最初のシミュもどきからややキレ気味でした。
PK時の副審の福岡さん。
PKの時はかなり前に出てきてゴールラインの判定をしていたんですね。
アディショナルタイム掲示の四審國吉さん。
3方向にキッチリと掲示して見やすかったです。
後半戦に向かう大坪主審。
角田選手が倒された直後です。
大坪主審に促されアンデルソン選手は詫びています。
そして握手。
何事も火消しは大事だと思いました。
大坪さんをはじめ審判団の方々お疲れ様でした。
また、どこかのスタジアムでお会いできればと思います。
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コメント
さかたさん、おはようございます。
大坪主審は愛媛FCでプレーされていた方です。(私はその頃はサッカーを見ていなかったのですが)
選手から審判へ~と取り上げられたこともあります。
今後の活躍が楽しみです。
(確かに似ていますね!)
週末は雨予報ですが、お気をつけていらして下さいね。
投稿: Kama | 2016年7月14日 (木) 07時28分
エスパルス目線のジャッジ評という感じがガッツリ出てますね。(否定してるわけじゃない)
投稿: | 2016年7月14日 (木) 07時34分
>kamaさん
開幕戦ではお会いできなかったので、今回はお会いしたいですね。
お土産はビールをお持ちしますので、勝ち点3を下さい(^^;
大坪さん、個人的には好きなタイプです(そちら方面での意味ではありません)。
>名無し様
公平性を心がけてエスパルス目線のつもりではなかったのですが、やはりサポーターの悲しい性でしょうか。
投稿: さかた | 2016年7月15日 (金) 06時39分