コミュニケーションを考える
昨晩、雨の北海道に戻ってきました。会議が無ければ有休とって岐阜戦までいるつもりだったのですが。そんな邪念を振り払い
「こんな時に東京に出張に行っていてよかったんですか!」
と言われないかビクつきながら出勤したところ案の定バタバタしていました。
そして、帰道目的だった会議は中止。何のために北海道に戻ってきたのやらorz
気分転換に、先週に大雪山白雲岳に登った時の花や空を飛ぶ花の模様をお伝えします。
■コミュニケーション山編
登山道にはかなりの積雪がありました。
こんな感じで雪渓を登っていきます。
おかげでかなり雪焼けしました。
昨日搭乗したJAL便のCAさんにも
「お顔の色がずいぶんいいですよね。」
と言われてしまいました。
この日、下山してマイカーの傍らで帰る準備をしていると入山管理所にいた森林パトロールのおじさんがやってきました(赤←の人)。
おじさん「伊豆ナンバー?」
そう、札幌、旭川、帯広などのナンバーが多い中、1台妙なナンバーの車を見つけて寄ってきたのです。
まあ、道内を走っていると毎度の会話になるのですが、
さかた「北海道に単身赴任中です。岩見沢から来ました。」
おじさん「私も昔、東京で勤務したことがあるよ。その時は家族もついてきてくれたけどね。」
さかた「うちは誰もついてきてくれませんよ。」
おじさん「まあ、いろいろあるからね。」
ほとんどお決まりの会話から始まった立ち話は30分近く続きました。
■今年の残雪は過去最も多い。GW明けに調査した時は昨年よりも少なかったのだが、その後の低温と日照不足の影響。雪解けには日照が不可欠。
■8月下旬には秋の装いが始まる。このまま雪が融けずに冬を迎えるのではないのか。
■(林道でヒグマと遭遇したことを話すと)→ヒグマはマナーのよい登山者を襲うことはない。食べ物などを散らかす山菜採りが危ない。おじさんは鈴はつけず、ホイッスル携行。
■シマリスは多く、山頂で昼寝をしていると腹の上にのっかっていた時があった。天敵はキタキツネ。ただ、今年はまだ山頂付近までキツネは上がってきていない。
こちらが一つ質問するとお話し好きなのかかなり話してくれました。
コミュニケーションというのは言葉のキャッチボールでもあり、
「一方的にベラベラと話すのはコミュニケーションではない」
とよく言われますが、おじさんとは良好なコミュニケーションをとれたような気がしました(自画自賛)。
おじさんと話しをしていて、先日のメンタルヘルス研修にあった「話し上手・聞き上手のコミュニケーションスキル」というのを思い出しました。
1.話し手の基本
「言いたいことを言う」 と 「伝えたいことを伝える」は違う
伝わるように言うには、言語内容とともに非言語に注意
「服装、姿勢、態度、表情、声(大きさ・速度・抑揚・トーン)」等
2.聞き手の基本
反応する:うなずく・相槌をうつ・合いの手を入れる等
一方的に話しているのはコミュニケーションが取れているとは言わないようです。
フィールド(ピッチ)はこのコミュニケーションの縮図なのではないか、と思いました。
私の場合にはフィールドは四角ではなく、空だったり、山であったりということで先ほどは山編をお伝えしました。なんのこっちゃ?
■空編
続きましては空編です。
昨日のJAL機でのお話しです。
ここのところ3種の神器のひとつ“しおり”が活躍していなかったのですが、今回は活躍しました。
しおりをお渡ししたCAさんは行司さんでした。
さかた「変わった名字ですね?」
行司「兵庫なのですが、親戚以外にはいないようです。」
その後、機内サービス時にも兵庫のどちらだとか、大学はどちら方面だとか、そういう話しをかなりさせてもらいました。
対面のジャンプシートに座ったのは茨城出身の小島さんんでした。
さかた「どちら出身なのですか?」
小島「茨城です。ご存知ですか?」
さかた「知ってますよ。この前は水戸に行きましたよ。茨城のどちらですか?」
小島「竜ヶ崎です。ご存知ですか?南の方なのですが。」
さかた「知ってますよ。昔、甲子園に一高が出ましたよね。」
小島「そうです。3駅で千葉県に入る県境に近いところです。」
さかた「昨年の水害は大丈夫だったんですか?」
等々の話しをしましたが、結局エスパルスの“エ”の字も出ない会話に終始しました。
このことは重要な反省点だと思っています。
そして、このような会話が撮った写真がこちらです。
中央が先任客室乗務員の西畑さん(奈良出身)、左に行司さん、右に小島さんです。
今回もお忙しい中撮影に協力していただきどうもありがとうございました。
なにかわけのわからぬ内容になってしまいましたが、世の中、コミュニケーションは大事でもあり、楽しくもあり。
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コメント
他チームの話で申し訳ないですが、スポニチの記事に書いてありました。
「浦和は“大原のママ”へ、惜別の白星を贈る。00年10月から約16年間、練習拠点とする大原サッカー場で清掃業務を務めた平井ミサヨさんが今月末で退職するため、メッセージ入りのユニホームと花束を渡すセレモニーを行った。」
なんかこういう記事を見ると感動してしまって。ブログと関係ないコメントですみません。
明日の岐阜戦現地で応援してきます!
投稿: ゆう | 2016年7月30日 (土) 09時56分
>ゆうさん
コメントありがとうございます。
レッズの記事はYahoo!のトップページでもしょうされていましたね。
こじつけになるかもしれませんが、
おばさんと選手達
も良好なコミュニケーションがとれていたのではないでしょうか。
ピッチだけでなく、ピッチ外でのコミュニケーションの方が重要だと思ったりもしています。
明日は私も観戦します。
投稿: さかた | 2016年7月30日 (土) 10時51分