念願のガッキーを撮る
昨日、ネットサーフィンをしているとこちらの情報を見てしまいました。
サッポロクラシック北海道限定期間限定です。
静岡では販売していませんので、ビール好きの方が多い静岡方面の方々へのよいお土産になるのではないでしょうか。
「他人事かよ!」byパペパル
エスパルスのスポンサーでもあるサッポロさんですが、このたびの北海道の被害にともない支援物資を供出していただきました。
ありがとうございます。
そういえば昨日の朝の「朝刊さくらい」(HBCラジオ)では、北海道のこの状況をもっと道外に発信しないと、と桜井さんが言っていました。
昨日、こちらの情報が北海道からリリースされました。
台風9・10・11号等の大雨災害義援金の受付について
ここからは、ガッキーことナキウサギの続きです。
正式名はエゾナキウサギと言われているだけに北海道にしか生息していない鳴くウサギです。ウサギなのですが見た目はネズミに見られます。
しかし、ネズミでなくウサギである証拠に上あごの前歯(門歯)の裏側にも歯がついていて歯が二重になっているそうです。
以下、ナキウサギファンクラブのサイトからの抜粋になります。
『エゾナキウサギは今から1万年前以上前の氷河期に、シベリヤ大陸から北海道に渡ってきたと考えられています。この頃は氷河が発達して海面が下がり、大陸と北海道は陸続きになっていたのです。氷河期が終わった後は、氷が溶けて海水面が上昇し、北海道は再び島になりました。それでもナキウサギは涼しい山岳地帯に生き残ったので「生きた化石」といわれています。
すみ場所は「露岩帯」とか「ガレ場」といわれる大小の岩が積み重なったところか、その上に森林(アカエゾマツ、エゾマツ、トドマツ、ダケカンバなど)ができているところです。
•からだの大きさ:体長15~18cmで、重さは120~160g
•耳:丸くて短い。(岩の隙間を自由に動き回れるように)
•尾:見えません。(短いので体毛にかくれている)
•足:短い。前足で物をつかむことはできません。
•毛:年2回毛替わりします。夏毛は赤褐色、冬毛は灰褐色から暗褐色。』
そんなガッキーを初めて見たのはこの5月。
しかし、はっきりとカメラに納めることができず、この夏の目標は
ナキウサギを撮る
にしました。
ということで徹底的にガッキーの生息している山を登り続けました。
鳴き声はどの山でも聞いていましたし、先週の天塩岳もガッキーの生息域で、その姿を見ることができたのですが、すばしっこくてカメラを構える前に隠れてしまい、以後姿を見せることはありませんでした(泣)
そのような中で今回は十勝の低山の東ヌプカに登ることにしました。
5月の白雲山に近く、淡い期待は抱いていました。
朝6時前に登山口に着くとそこはガスの中。
立派な登山口の標識です。
正式名称は東ヌプカウシヌプリ。
アイヌ語以外の何ものでもない名称です。
「野原の上にいらっしゃる山」の意味だそうですが。
この山域は昨年の秋の低気圧による強風の影響で倒木が激しく、この春まで入山禁止となっていました。
ですからいまだに登山道には倒木が多い状況です。
くぐったり、またいだりで通行には支障はないよう整備されましたが。
7時過ぎには頂上に着きました。
しかし、そこはガスの中。
でも、今回の目的はガッキーなので展望は期待していませんでした。
こちらがガッキーのいるガレ場です。
生息域の山ではこういうガレ場にガッキーはいます。
鳴き声はするのですが、広く、そしてガスっていて視界は悪くその姿は発見できません。
アイスタで女子アナさんや審判さんを待つのと違い退屈で、かつ一人で待つのは少し恐怖感がありました。というのもヒグマが出てきても不思議ではないほどの静けさだったからです。
そのような中でヒグマではなくガッキーが一匹出てきたのですが、目を合わせると瞬時に岩の間に逃げ込んでしまいました。
その後1時間半待っても出てこなかったので諦めて腰をあげて移動を始めると近くで鳴き声が。
ダメもとでそばに寄るとこいつがウロチョロしていました。
ガッキー!
サービス精神旺盛なのかしばらく岩の上にいてくれました。
ガッキーも性格の個体差があるのか、こいつはすぐに逃げることなく撮らせてくれました。
とはいえ落ち着きはなく。
いろいろなポーズはとってくれたので満足。
この山に来ることはたぶん無いと思うので
「達者でガッキー!」
満足の中で下山しました。
下山するとこの天気の中でも多くの登山者の車が駐まっていました。
私の車以外は帯広ナンバーでしたが。
こうしてこの夏の目標は達成したのですが、
「大雪山で冬ごもり前の餌を運ぶガッキーの写真が撮りたい」
という欲が沸いてきました。
エスパルスの試合観戦との日程調整が難しいのですが。
(ガッキー編おわり)
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