おはようございます。
また今年も気温を気にする季節がやってきました。
今日の岩見沢の気温の変化です。
短かった夏を惜しむ間もなく寒い季節が到来。
まだ暖房は入れていませんが月末には入れてしまうかもしれません。
さて、久しぶりの審判編です。
はじめにこちらの記事を紹介します。
かつてアントラーズで活躍、現在はファジアーノの岩政選手の記事です。
「誤審か否か」だけでは見えてこない
選手がピッチで取るべきレフェリーとの距離
レフェリング技術云々のことは一切わからない自分にとってこの記事は興味があり共感する部分が多かったです。
選手とのコミュニケーションも技術の一つなのだな、と再認識させられたとともに、「いいことを書くなあ」と思わせる記事でした。
ちなみに岩政選手は東京学芸大時代にエスパルスの練習にも参加し、個人的には三保で会った時以来気になる選手の一人でした。興味深い記事が多く観戦の参考になります。
さて、この日も審判待ちをしましたが、列整の時間の関係もありお会いできたのは副審の川崎さんだけでした。
でも、私は川崎さんのことはよく存じ上げていますし、実は川崎さんもこのような方だったのです。
私の顔を見るなり
川崎「こんにちはさかたさん、川崎です。」
さかた「知ってますよ。今年はよく(エスパルス戦)担当されますね。」
川崎「そうですね。先週、北海道に行ってきましたよ。」
さかた「月曜開催だったので見に行こうか迷ったのですが。」
という会話をさせていただきました。
川崎さん、どうもありがとうございました。
余談であり自己正当化する訳ですが、なぜ私が審判さんとコミュニケーションを取るのかというと、
審判の努力への対価が怒号、ヤジというのはひどすぎないか
↓
外国の状況は知らないが、日本は審判の評価が低すぎるのではないのか
↓
審判の仕事を認知する人(サポーター)がいてもいいのではないのか
人間というのは相手から、周りからの認知、承認によってやりがいの気持ちが出てくると言われています。
職場にきて何も評価されず、ただヤジや叱責されるだけなんていうのは私にはとても耐えられないし務まりません。
「審判無くして試合無し」 少しは気持ちよく仕事をして欲しいと思いませんか。
上から目線の内容で申し訳ありません。
セレッソ戦の審判の模様です。
ピッチチェックの模様です。
エスパルスゴール裏に来た時には私は飲食類を購入中で審判ゲーフラは掲げられませんでした。
右から西村さん、川崎さん、戸田さん、大原さん。白い服はマッチコミッショナーの奥谷さんです。
奥谷さんを覚えている方はいらっしゃるでしょうか?
奥谷さんも審判だったんですよ。
審判待ちをしている時に横を通られたのですが、スキンヘッドから岡さんと間違えてしまいました。
ウォーミングアップ時。
終盤に西村さんを中心に4人でアップをしていたのが特徴的でした。
メイン側副審の戸田さん。
この日初めて知った
「飲水タイム」
今年の3月10日にJFAが「熱中症対策ガイドライン」を発出しています。
いろいろと書いてあるのですが、31度以上の時は試合の中止もしくは延期ですが、やむをえず開催の場合にはクーリングブレイク、飲水タイムを設けるとのことです。
その飲水タイムの記述には
■前後半それぞれの半分の時間を経過した頃、試合の流れの中で両チームに有利、不利が生じないようなボールがアウトオブプレーの時に、主審が選手に指示を出して全員に飲水をさせる。もっとも良いのは中盤でのスローインの時であるが、負傷者のための担架を入れた時や、ゴールキックの時も可能である。
■選手はあらかじめラインの外に置かれているボトルをとるか、それぞれのチームベンチの前でベンチのチーム関係者から容器を受け取って、ライン上で飲水する。
■主審、副審もこの時に飲水して良い。そのために第4の審判員席と、第2副審用として反対側のタッチライン沿いにボトルを用意する必要がある。
■飲水タイムは30秒から1分間程度とし、主審は選手にポジションにつくよう指示してなるべく早く試合を再開する。
■飲水に要した時間は、「その他の理由」により空費された時間として、前、後半それぞれに時間を追加する。
■時間の経過にともなって環境条件がかなり変わった場合は、飲水を実施するかしないかの判断をハーフタイムに変更してよい。
■飲水を行う場合は、試合前(あるいはハーフタイム時)に両チームにその旨を知らせる。
■飲水タイムは、あくまでも飲水のためである。
見た目には1分以上はありましたが(^^;
時間で目くじらたてることの事でもないのかと。
飲水タイムの笛が吹かれた直後の西村さんと植草、犬飼両選手。
飲水タイムが終わり、前半のセレッソのオフサイドの判定に抗議する選手たち。
戸田副審の毅然たる態度。
西村主審もフォローに。
これがコミュニケーションの重要な部分だと思います。
後半のエスパルスのFK時の西村さん。
私の観戦したゴール裏の場所がよかったのか、この日は一切審判に対するヤジがありませんでした。
それがこの日のレフェリングの評価だと思います。
何がよかったのか。
■カードは出たが、荒れなかった。
基準が一定だったと思います。また、ファール時には都度西村さんから選手に話しをしていました。
■流れていた
アドバンテージの回数は比較的多かったように思いました。またそのジャスチャーの時間も長くして選手とってはわかりやすかったと思いました。
そして、プレーオンが途切れた時には適切に元位置に戻してプレー再開を指示していました。
やはり、冒頭の岩政選手の記事にあるようなコミニュケーションが良好にとられていた試合だったと思います。
そして、数年前の同じカード、同じ会場で主審をつとめた木村さんに後日うかがった際には
「両チームともフェプレーに協力的で吹きやすかった」
とおっしゃっていましたが、この試合もそのような試合だったように感じました。
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