大宮アルディージャ戦観戦記(審判編)
先日の北海道新聞(こちらでは略して道新と言います)に日高山脈の七つ沼カールが紹介されていました。そしてそのカールがあるのは日本百名山で最も難易度が高いとされている幌尻岳(ポロシリだけ)と知り俄然気持ちが高ぶってきました。今夏はこの幌尻岳登頂にターゲットを絞りました。従いまして夏のエスパルス観戦は犠牲になるかもしれません。
その登山など入山する際には
黒色にはハチが寄ってくる
とよく言われます。私はエスパルスの観戦時は黒の帽子着用が多く、その帽子を山でも使った際に言われたものでした。
さて、先日の試合の審判編です。
この日の審判団はこちら。
中村さん、間島さんとJ1ではおなじみの面々です。
J1に戻ってきたんだなあ、と毎試合実感する場面です。
この試合、今まで見てきた中村主審の試合の中でもベストゲームではないのかと思いました。
■試合中の審判への不平不満ヤジがなかった
■ハーフタイム、試合後の選手達から審判へのクレームがなかった
このような客観的事実を実感したのがその理由です。
加えて
■無警告試合(両チームカードなし)
であったこともとても良かったと思いました。
では、何がこのような客観的事実を生んだのでしょうか?
■プレーは熱く、しかしプレー以外は冷静
→プレー以外の相手を刺激するような余分な行為が無かった
■審判はたえず選手とコミュニケーションをとっていた。加えて選手を落ち着かせる柔和な表情、姿勢もコミュニケーションの重要な部分となっていた。
選手、審判が醸し出したフェアな試合だったと思います。
では写真で振り返るこの日の模様です。
まずは入り待ち時の審判団。
右から四審の清水さん、主審の中村さん、バック副審の林さん、メイン副審の間島さん。
この日からボードを模様替えしました。
模様替えといえば、間島さんといえば“日本平バック側の副審”と一部のマニアでは有名だったのですが、遂にメイン側になりました。
今後もメイン側担当になるのでしょうか。
ボードはこちらの審判が着用しているユニフォームのワッペンの意味を包含したものです。
こちらはFIFAの「MY GAME IS FAIR PLAY」
Respect
試合前のウォーミングアップはこちらの席からは遠いメイン側の二人を撮りました。
まずは間島さん。
相変わらず色白です。
四審の清水さん。
J2では主審を担当されています。
試合開始直前の中村主審。
コイントスに勝ったエスパルスが陣地を選択したのでアルディージャによるキックオフ。
聞くところは聞く中村主審。
ガス抜きは大事だと思います。
そして伝えることも大事かと。
メインなお二人。
前半のアディショナルタイム掲示の四審清水さんと副審の間島さん。
バック副審の林さん。
オフサイドの判定も確実に行ってバックスタンド無ヤジ試合でした。
前半終了。
“黒い”ユニフォームでしたが選手は寄ってきませんでした。
後半は金子選手によるキックオフ。
気のせいなのかジェスチャーも優しい感じでした。
定性的評価ですいません。
余談ですがチアゴ選手FKの壁はコースを空けるように動いていたんですね。
テセ選手が倒されたシーン。
中村主審は救護班入場要請。
気遣っています。
気遣い、気配り。
しかし、この後にまた倒れてしまったテセ選手。
気持ちが切れなかったテセ選手がこの日のフェアな試合のMOMマンオブザマッチだったと思います。
バニシングスプレーは必要に応じて使用していました。
そして先日も紹介した横谷選手が足をつった時のシーン。
試合終了時。
ボールは主審の手に渡ります。
クリーンな試合をありがとうございました。
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