再びのアポイ岳~静かな花を見る
エスパルス勝てませんねえ。
配偶者&長女で観戦に行ったのですが、配偶者の機嫌はあまりよろしくなく、試合直後はこんな感じでした。(不適切な表現があったように思うので削除しました。)
監督もつらいでしょうが、私もつらい(^^;
■選手起用を見ていると迷いが出てきてしまったか
と思う今日この頃。
REIさんから試合の写真をいただいたのでアップは後日ということで。
土曜日は北海道に来てから初めての葬儀(通夜)に行ってきました。
曹洞宗だったのですが、この空知地方だけなのか北海道だけなのかわかりませんが、これまで私が経験した通夜とは違うところもあり、北海道の深さを知ると共に人生まだまだ経験が足りないと実感しました。
記帳はなし、香典には領収書がついてくる、というのは聞いていたのですが、焼香は3回やるふりをする、という行動もあり、よい社会勉強になりました。
さて、この土曜日夕方の3時間の拘束以外はフリータイムでしたので
■土曜日:増毛のエビ&地酒祭り
■日曜日:アポイ岳登山
にそれぞれ行ってきました。北海道の週末はあいにくの天気だったのですが。
では、昨日のアポイ岳登山の模様を花で振り返ります。
4月に登った時は残雪もあり、花は殆ど咲いていませんでしたが、今回はそれなりに見ることができました。
花を紹介する前に、登山中の会話をご紹介します。
一人で登っていると声を出すことはほとんどないのですが、登山道ですれ違う時には
「こんにちは」
を必ず言います。ほとんどの登山者はマナーで言うわけですが、なかには無言な人もいて嫌な気分にもなるのですが。それはさておき
今回、下山中の時のこと、森林パトロールから話しかけてくる場面がありました。
さかた(トリコロールマーメイズ、オレンジウェーブ、会いたい、会えない、ぶつぶつ←妄想中)
森林「こんにちは!ビーナスがいますよ。」
さかた(なんで心の中を読まれたんだ?)
森林「ほら、あそこです。」
さかた「えっ?」
森林「あの木、ビーナスに似ているでしょ。みんなは気がつかないんですが、私はいつも安全登山を祈っているんです。」
と言って合掌しました。
その後、このアポイ岳周辺にしか生息していない絶滅危惧種のヒダカソウについてのお話しをしました。
■ヒダカソウは6、7年前までは登山道付近でも見ることができた
■その後の盗掘で激減。特にこの数年であっという間にその姿を見ることができなくなった。
■今年行った全山調査ではわずか14株のみ
昨年の大雪山の時もそうでしたが、森林パトロールの方とお話しをするといろいろな情報が入ります。
さらに下山すると、女性2名、男性1名のグループが熱心に写真を撮っていました。
さかた「何かいるんですか?」
女性「絶滅危惧種」
さかた「なんですか?」
女性「オクエゾサイシンという花です。さっき森林パトロールの人に教えてもらいました。」
さかた「いいなあ、森林パトロールの人と登ると教えてもらえるんですね。」
女性「じゃあ、また登り返しましょう。」
さかた「そんな体力ありません。どちらから来たんですか?」
女性「帯広です。どちらからですか?」
さかた「岩見沢です。」
一同「え~っ!それは遠くからようこそおいで下さいました。」
どうやら岩見沢は遠いところのようです(^^;
女性「お互い楽しみましょう!」
と言って別れました。
前後しますが、アポイ岳の花の様子です。
アポイ岳はこのようにかんらん岩のために固有種の宝庫です。
エゾオオサクラソウ。
山麓にたくさん生えています。
ちなみにエゾシカは紫の花は食べないそうです。
(昨年、豊似湖であったえりも町役場の人の話)
調べましたがよくわからず。
アポイアズマギク。
アポイクワガタ。
?
ミヤマオダマキ。
ヒダカイワザクラ。
チングルマ。
サマニユキワリソウ。
エゾキスミレ。
アポイタチスボスミレ。
ミヤマナナカマド。
下山すると頭上でエゾコゲラが迎えてくれました。
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