天空の楽園“忠別沼”に行く
北海道に来てから一度行ってみたい場所がありました。
それが大雪山系の忠別岳の直下にある忠別沼。
沼に映し出される晴天の雲と忠別岳の写真に魅せられたのですが、大雪山系の中でも一番行くのに不便なところで余程の健脚でなければ日帰りは難しいところです。
ましてゆっくりと眺めたいのならば山中1泊は必要でした。
北海道のこの3連休の天気は初日の15日のみ晴れの予報でした。
ということで金曜に仕事を終えて夜9時には就寝、岩見沢を早朝の1時に出発し午前4時半に登山開始。
この三笠新道が使えればかなり楽だったのですが。
というのもこのようにかなりの大回り(緑線)をすることになりますので。
まあ、命あっての登山ですので致し方ありません。
緑岳を越えて3時間かけて白雲岳避難小屋に到着。
ここにも通行禁止の表示。
遙か彼方に目的地が見えました。
距離はありましたが途中には花がたくさんあり飽きることなく歩けました。
その模様は割愛。
そして遂に沼が見えました。
沼の周りにはエゾコザクラなどの花がたくさん咲いていました。
翌朝に撮ったエゾカンゾウ。
波が無ければ忠別岳が水面に映し出されたのでしょうか?
リベンジするかもしれません。
沼を後にし忠別岳に登る途中に振り返った時の景色。
大雪山の固有種の蝶“タイセツタカネヒカゲ”
忠別岳山頂からの昨年登ったトムラウシ。
頂上にいたアゲハ。
今宵の宿泊地が見えました。
これだけ下るということは明日は登り返すということでかなりブルーな気分に。
雪渓を横断してテントを設営。
テントの色はオレンジです。
水場は雪渓の融けた流水。
かなり冷たく綺麗に見えるのですが、エキノコックスの危険がある為に煮沸しなければなりません。
北海道の山はそれが面倒なんですよね。
ドクターストップの身には欠かせない一品。
テント前にはエゾコザクラとシャクナゲ。
翌朝は忠別岳を登り返して再び忠別沼へ。
予報通りの天気で青空は見えず。
沼の中にはエゾサンショウウオなのかオタマジャクシなのかわからない生物が。
続く。
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