フロストフラワー
鹿児島などに行って遊び歩いた関係で明日は3週間ぶりの帰宅予定ですが、どうやら新千歳空港周辺は朝から雪の予報でまた
「さかたの乗る便は遅れる」
ことになりそうです。
さらに追い討ちをかけるような話しが昨日ありました。
午前中の東京とのTV会議にて。
「さかたさん、4月7日(土)予定通り岩見沢で●▲◇※会を開催しますので出席お願いしますね」
なんじゃそりゃ?ダービーの日にそんな会を開催するなんて初耳だよ。
と言える訳もなくダービー参戦は早くも断念しました。これで心おきなく翌週のアウェー浦和戦に行くことができますが。
さて、エスパルスネタではないのですが、冷え込みが厳しかった今月初旬のことです。
職場の裏の川でこちらを発見しました。
その名を“フロストフラワー”と言います。
道内でも冷え込みの厳しい道東方面の湖や川ではよく見られる自然現象ですが、まさか職場で見ることができるとは知りませんでした。
ちなみに当地で40年近く務めている同僚もその存在は知らなかったようです。
以下、フロストフラワーの解説の流用です。
冬になり、湖が氷で覆われる時期になると現れる「フロストフラワー」。この不思議な白い花は、ある一定の条件をいくつもクリアしなければ生まれません。厳冬期にしか見ることができないこの光景、いったいどのように誕生するのでしょうか。
白い花の正体はズバリ、水蒸気の結晶です。
どのようにして生まれるかというと、まず、湖面から蒸発した水蒸気が凍って、氷のカケラなどの小さく突起した部分にくっつきます。その突起を中心に水蒸気が次々に凍りつき、結晶となって大きく成長し、美しい花のような形になるというわけです。
「フロスト」の意味は「霜」。つまり、「フロストフラワー」とは、「霜の花」という意味です。
「フロストフラワー」が育つには、いくつもの自然条件が必要です。
まずは、湖の表面が凍っていて、氷の上に雪が積もっていないこと。そして、その氷があまり厚くないこと。ワカサギ釣りができるくらい十分に氷が厚くなってしまうと、水蒸気が立ちにくいので、霜ができづらくなってしまいます。
次に、気温がマイナス15℃以下であること。氷の表面から立ち上る水蒸気が一瞬にして霜になるには、空気がキーンと冷えていなければなりません。放射冷却で冷え込みが厳しい朝などは、出会えるチャンスです。
そして、風が吹いていないこと。せっかく夜中に霜の花が育っても、朝方に風が吹いてしまうと一瞬にして消えてしまいます。なんという儚さ(はかなさ)なのでしょう。
このように、「フロストフラワー」は、多くの条件をクリアしなければ見ることができません。そして、これらの条件こそが、厳冬期にしか出会えない「奇跡の花」と言われるゆえんなのかもしれません。(解説ここまで)
その後幾度か氷点下15℃を下回ったのですがここまでの数の花を見ることはできませんでした。
北海道といえども道央はこれから徐々に気温が上がってきますので今季の花見はこれにて終了でしょうか。
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