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YOUは何しに十勝へ

十勝地方はいわゆる道東の帯広周辺の地域を指します。
私の職場からは高速の道東道を使っても富良野廻りで狩勝(かりかち)峠を越えてもあまり時間は変わらない為冬場は気象状況を見て狩勝峠越えの判断をします。

昨日から1泊2日の出張は天候がよかったので狩勝峠越えで十勝を往復しました。

登場人物:
 後輩1(帯広出身の道産子)
 後輩2(旭川出身の道産子)
 さかた(私)
 某氏(ドラマに出てくるような出世欲の塊の上席者)


■2月8日 午前

Drive1

 この日の往路は空知→上川(富良野)→十勝と移動しました。
 運転、助手席は道産子コンビで私は優雅に後部座席でのんびり。

 後輩1、2の道産子コンビの会話

 後輩1「後ろについている車は外車だな」

 後輩2「BMWですよ。どこナンバー?」

 後輩1「ナンバー読めないけれどデイライトしてるから地元(道内)だね」

 後輩2「ずいぶん飛ばしてきてましたね。この辺にレーダーありませんでした?」

 後輩1「どうやら熟年夫婦っぼいね」

 さかた「不倫旅行かもよ」

 後輩1、2「そうか。捕まってしまえ!」

 楽しい出張です。


■2月8日 昼

 さかた「昼飯は十勝らしいもの食べよう!」

 後輩2「十勝名物って何があるんですか?豚丼しか浮かばないですよ?」

Chirashi2

 後輩1「中華チラシにしましょう」

 さかた「聞いたことないぞ?何だそれ?」

 後輩1「十勝では有名ですよ」

Chirashi1

これが中華ちらしです。



■2月8日 夜

この日の夜は帯広から40キロほど北の某所で懇親会がありました。
私も含めた岩見沢からの出張トリオのうち道産子コンビには楽しんでもらい、宿泊地の帯広まではドクターストップ中の私が運転しました。

実は同じ空知地方の別機関からもう1人出席していたのですが(電車で来ていた模様)、この某氏は絵に描いたような出世欲丸出しの嫌な上席者で、この人に同乗されると雰囲気をぶち壊されて苦痛の出張となってしまう為、この人から距離をおいたまま帰還できるよう3人で事前に作戦をたてていました。大人げないですが(^^;)

Beer1

昼にわざわざ懇親会会場の駐車場に行き構造を把握、ぬかりなく事は進み無事に懇親会終了後3人だけで帯広に着きました。

車中でのトリオ・ザ・会話

後輩1「さかたさん、某氏が帰りは岩見沢まで乗せて欲しいって言ってましたよ。」

さかた「なんて答えた?」

後輩1「4人で来たのできついです、と。」

さかた「おい!エスティマって8人乗りだぞ。しかも人数鯖よんでいるし。バレたら俺は道外に飛ばされるな(^^;)」

後輩1「下手な言い訳ですいませんでした。さかたさん、後日フォローお願いします。」


■2月9日 午前

Board

北海道にしては暖かな日差しの中でのドライブでした。
こちらは清水でも十勝清水です。




Tokachi

後輩2「いい天気ですね~、雪原も真っ白できれいですね。」

さかた「処女雪かな」

後輩2「えっ?処女雪って言うんですか?」

さかた「今つくった」

後輩2「さかたさ~ん、下ネタまたですか。」


■2月9日 昼

後輩2「さかたさん、昼飯なににしますか?」

さかた「道民じゃない俺に聞くか?」

後輩2「一応先輩に敬意を表して。」

さかた「富良野ってオムカレー以外に何があるんだ?」

後輩2「オムカレーしか聞きませんよね。」

Kumagera1

ということで「北の国から」で出てきたお店でオムカレーを食べました。










Kumagera2

こちらがオムカレーです。




Naupi

富良野限定商品。富良野では給食に出ることもあるらしい。











■2月9日 午後

Tanglone

途中で道民ですら知らない芦別の飲料“タングロン”を後輩に買わされました。







Card

そして再びマンホールカードを入手。







後輩2「楽しい出張でしたね。でも我々は仕事ではなく観光に行ったんでしょうか?」

さかた「この3人で行くのは今回が最後になるかもしれないから楽しくてよかったんじゃないのか。たまには楽しい仕事もあるわけで。1年後には誰か転勤しているだろうし、このメンツでの出張はこれが最後かもね。」

後輩1「そんな講釈よりも某氏への言い訳よろしくお願いしますね。」

さかた「忘れてた。一気に楽しくなくなったぞ。」

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