波瀾万丈の神戸遠征記(序章)
いや~、なかなか体験できない神戸遠征でした。
武勇伝でも何でもなく、もう命がいくつあっても足りないような決死の覚悟での遠征で、神戸に辿り着くだけで運を使い果たしてしまったかと思いました。
時は金曜日にさかのぼります。
北海道は数年に一度と言われていた暴風雪予報の中、使命感に萌える、もとい燃える私はせめて午前中は出勤しようと職場に行きました。
【いつも私に絡んでくる後輩との会話】
後輩「さかたさん、飛行機飛んでるんですか?」
さかた「一番機飛んだよ」
後輩「やっちまいましたね。この降雪ヤバくないですか?」
さかた「空知と千歳は違う!たぶん。」
後輩「午前中無理して職場に来なくてもよかったのに」
という会話をしていると外が怪しい白い世界に変わってしまいました。
俗に言うホワイトアウトになりそうな雰囲気に。
午後一番で岩見沢に戻り即新千歳空港に向かいました。
案の定、道路の途中でホワイトアウトによる事故が発生していました。
運の悪いことに私の車におまわりさんがやってきて
「ちょっと止まってください。これから事故車動かしますから」
「それから前にパトカー1台入れますので」
ということで30分待たされた後に動きだしました。
最初は先を行くパトカーがよく見えていたのですが
徐々にこのようにパトカーは霞んでいきました。
俗に言うホワイトアウトになってしまい、超低速状態に。
20分近くこの状態が続きましたが晴れてきたので時速を50km程度に加速すると
【命を落としかけた事象について】
スノージャム状態の路面にハンドルをとられ
①右90°スピン対向車線に飛び出す
↓
②ハンドルを左にきり左180°スピン
↓
③さらにハンドルを右にきり右90°スピンし
↓
元に戻る
対向車がいたらあの世にいってました。
雪道運転の経験があれどもただ単に運がよかっただけでした。
命を2つほど落としても不思議では無かった状態で何とか新千歳空港に到着。
茫然自失とまではいきませんが生きた心地のしない気持ちになりました。
そして新千歳からは平常運航のJAL様のお世話になりました。
空から富士山が見えた時には涙が出そうになりました。
「夢にまで見た羽田に着くぞ~」
JALのみなさま、荒天予報の中、私を羽田まで運んでくれてありがとうございました。
一夜明け神戸はノエスタに向かいました。
命がけで持参した特製ボードとホワイトデー限定こっこをヴィッセルセレイアに渡すことがミッションの一つであったと誤解されそうですが。
その誤解は正解かもしれません。
Youは命をかけてまで一体何しに神戸へ?
そりゃあ、エスパルスの勝利を見に行ったのですが、信じてくれる方は少ないと思います(^^;
(写真は試合終了後にサポーターに挨拶に来たヨンソン監督)
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コメント
集合写真を撮るあたりはさすがです
こちらはいそいそと祝勝会へ!
投稿: REI | 2018年3月 4日 (日) 17時53分
おはよう御座います。
交通事故で北海道の新聞に載らなくて良かったですね。
ご家族の皆様の愛情に守られているのだと思いました。
投稿: 菊長 | 2018年3月 5日 (月) 08時23分
>REIさん
3年前の経験からこのような機会があるかも、と少し期待していました。
>菊長さん
ご心配ネタ申し訳ありませんでした(^^;
愛情についてはノーコメントで(^^;
投稿: さかた | 2018年3月 6日 (火) 06時59分