遙かなる幌尻岳(2)
【前回までのあらすじ】
息も絶え絶えに登り始めて5時間、ようやく登頂をめざしている幌尻岳の姿が見えたのでした。
最初のピークのヌカビラ岳より
【百花繚乱ではないけれど】
下りの全くない直登ルートに幾度となく心が折れそうになったのですが、シマリスに癒され、そして稜線に出ると数多の高山植物に心が洗われ、ネガティブな気持ちは吹き飛びました。
北海道の山では8月中旬ともなると早くも秋の気配が感じられ、高山植物のピークも過ぎているのですが、ヌカビラ岳から幌尻岳に続く稜線上の道には多くの花を見ることができました。
特に日高山脈限定の花が多く、限定物に弱い某サポーターにとってはたまらない山歩きとなりました。
ミヤマアズマギク。
よく見かける花なのですが、この花の群落は初めて見ました。
チシマキンレイカ。
至るところに見られました。
ドラマ『高嶺の花』を見ていますが、こちらは
タカネナデシコ。
これが、この山域の固有種ユキバヒゴダイ。
ここと夕張岳のみに生育。
花はきれいでしたが、ヒグマの掘り起こしの跡も多数あり(^^;
花を見ながら北戸蔦別岳に到着。
便利な物が発売されました。
ペットボトルのノンアルコールビールで乾杯。
名前忘れました(^^;
どうにかこうにか戸蔦別岳に登頂。
本来の計画ではこの後に幌尻岳まで登ってから七つ沼カールで泊まる予定でしたが、疲弊のために幌尻岳に行くのは翌日にしました。
そして、ヒグマの縄張りである七つ沼カールへと降りたのでした。
つづく
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