観客のいる難しさ(鹿島戦レフェリングの続き)
ここ数日は晴天の続いている十勝。 今夏は高温多雨だったと北海道新聞が報じていた通り、晴天が少なかったこともあり、久々の晴天続きに終業後に写真を撮りに徘徊しました。
牧草ロールはまだ残っていました。
これが今年の見納めでしょうか。 ナキウサギも撮りに行きたいのですが、終業後に行くのは自殺行為なので自粛。
今日も天気はいいのですが、山に登ろうと思っている今週末は雨予報。
先日の試合と同じく運がありません。 その鹿島戦の審判団。
こちらはウォーミングアップの四氏。
西村さんが主審の時のウォーミングアップと違うと感じたのは、西村さんはこの東サイドバック側で長くウォーミングアップをしていたことです。いつもはピッチを広く走っていたのですが、今回は比較的こぢんまりと行っていました。
暑さ対策だったのでしょうか。 西村さんのレフェリングは秀逸なのですが、こと観衆(エスパルス側)から観ると日本平ではストレスがたまることが多いのですよね。
なぜなのでしょうか?
①正当なレフェリングをしている。
(この試合に限るとハンドも含めて疑問点は多かったのですが)
②選手とのコミュニケーションもこまめに実施
③試合を止めないことに傾注
今回気になったのは③です。
アドバンテージ(プレーオン)は当然なのですが、ボディーコンタクトをかなり流していたのではないのかと。ファールではないプレーは当然なのですが、ファールだったプレーも流している場面があり、それは③に起因していたのではないのかと思いました。
エスパルスの選手よりも日本平の観衆の方がストレスがたまる事象なんですよね。
「観衆相手にジャッジをしているわけではない」
と言われればそれまでなのですが、審判は観衆を入れての試合のコンダクターでもあるのではなのかと思っているわけです。
難しいのでしょうけれども。
なぜこのようになったのか、審判の方々にはもう一度試合全体を振り返って欲しいと思った試合でした。 こちらはバック側の清野副審。
清野副審にとって不幸だったのは、鹿島の先制ゴールにつながった絶妙なオンサイドのプレーでした。
あのプレーをバックスタンド側では大半の観客がオフサイドに見えてしまいました。
以後、清野副審はバクスタの観客を敵にまわしてしましました。
日本平のバックスタンドは日本有数のピッチとの距離の近さですから、それはもう容赦なくヤジ、罵声が副審に届くわけです。
人間ですから気分はすぐれませんし、圧力もかかります。
実は清野副審は今季は仙台戦でも日本平を経験していますし、J1の試合は経験豊富です。
その清野副審でもあの歓声はかなりのプレッシャーだったと思います。私も気分はよくないくらいでしたから。
そして、あの西澤選手のFKでのハンドのシーン。
背後からの圧力もあれば集中力も低下するのは人間の性で仕方ないことではないでしょうか。
見えたこと(ハンド)を伝える瞬時の判断が低下したと思います。
ヤジもほどほどにしないと今回のようなことが今後も起きるかもしれません。
副審はロボットではないのですから。
ハンドが見えなかった西村主審としては副審が何も言わなかったのだからプレーを止める必要もなく、エスパルス側のクレームも断固はねつける毅然としたいつもの態度だったわけで。 こちらはドウグラスのゴールがオフサイドだったシーンです。
川崎副審のジャッジは正当なもので、この時はバック側の観衆はおとなしかったです。 それから、鹿島の選手はハーフタイムでのこういうところでもコミュニケーションをはかっていましたのでエスパルスも見習った方がよいかと思いました。
試合後には立田選手が
2回PKだったよね
と言っているように見えましたが。
西村さんにはもっと高みを目指してもらいたいとちょっときつめに書かせてもらいました。
あっ、一応私は西村さんより人生だけは10歳くらい先輩です^^;
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