必勝祈願登山に行ってきましたが
転勤族なのでかつて新潟の越後湯沢に勤務していたことがありました。
川端康成の名作「雪国」の舞台です。
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。」
私の場合、連敗のトンネルを抜けると歓喜の世界であった でしょうか。
その歓喜を祈願して昨日は地元上士幌でニペソツとともに名峰と言われているウペペサンケ山に行ってきました。
『ウペペサンケとはアイヌ語でupepe-sanke「雪解け水を・出してくる」という意味である。頂稜部は東西2 kmに及び、西ピーク (1,836 m)・ウペペサンケ最高点 (1,848 m)・糠平富士 (1,834.6 m) で構成される。一等三角点は最高点と異なり、東端のピークである糠平富士に設置されている。』(ウィキペディアより)
(写真は8月に登ったニペソツからのウペペサンケ)
他の山と同様に北海道を相次いで襲った4年前の台風でアプローチとなる林道は崩壊し、現在は従来の登山口まで6km(1時間半~2時間)歩くことになります
かつて車が走っていた証。
今は「こんなところに標識が?」
と思ってしまいますが。
カーブミラーも草の中。
登山口の入林簿。
この日は4組入山、うち3組がピーク制覇。週末なのにこの少なさでした。
私が一番最初に登り一番最後に下りてきましたが、ナキウサギを探していたこともあります。結局今回は見つけられなかったのですが。
登山道はNPOが先週笹狩りをしてくれたおかげで歩きやすかったです。
感謝。
かつて賑わっていた頃の名残?
稜線に出て本来は絶景が見られるはずだったのですが、ガスと霧雨orz
紅葉が始まっていました。
赤い実がたくさん。
高山植物の赤い実。
名前は調べていません。
オレンジの高山植物の紅葉。
一つめのピークの糠平富士。
赤い紅葉。
最終目的地のウペペサンケ本峰。
ピークもガスで真っ白。
(セルフタイマーで撮りました)
先行の2パーティーは下山してしまいピーク独り占め。
あとは来た道を戻るだけ。
技術的には危険な箇所もなく笹狩り、倒木処理直後だったので歩きやすいルートでしたが、距離は長かったウペペサンケ山でした。
(登山中ずっと待っていてくれていた愛車)
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